医療保険というものは、高額医療費の負担を減らし生活を安定させる事を目的としています。その中でも終身医療保険の特徴は、若いうちに安い保険料で加入しておくと老後70歳80歳まで同じ低価格の保険料を払うだけで、70歳や80歳の時に入院した際などに保険料が受け取れる仕組みです。多くの保険屋さんは若いうちに保険は入っておいた方が良いとはよく言います。掛け捨てで若いうちだと3,000円くらいで入れる保険でも60歳を過ぎると10,000円近くの保険料が掛かりますから、保険屋さんが言う事は間違ってはいません。
しかし、若いうちに入院する事も少ない人にとってはこれでは魅力的ではありません。こういった方は、掛け捨ての保険に入るよりも、積立式や、生存ボーナス、返戻金等がある保険の方が良いでしょう。この様に、掛け捨ての終身保険は低価格で長期契約を目指すものが多いですから70歳や80歳までが多いですが、積立やボーナス、返戻金等がある保険は定年や年金受給の年に合わせた設定が多いですので、60歳から70歳までという保険が多い傾向にあります。
このどちらを選ぶかは人生設計の中で大変難しいものですが、自分のライフスタイルや性格にあったものを選ぶべきでしょう。